粟田 健太郎 経歴
サマリ
香川県出身、高松工業高等専門学校を経て豪州クイーンズランド大学で情報技術を、同大学院(クイーンズランド工科大学院)でマーケティングを学んだハイブリッド・バックグラウンドを持つ。豪州でのキャリアスタートから国内 HR 領域での実務、Repro 株式会社の人事責任者(200 名規模)を経て、2022 年 11 月 22 日に香川県高松市で株式会社アツメを創業。現在は月次顧問 3 社で月 310 万円・年 3,720 万円の売上を安定的に運営しながら、2026 年 5 月中旬に技術会社「株式会社アツメ開発」を東京・丸の内に新設予定。「挑戦者の仲間を集める」をミッションに、経営を継続的に見る顧問眼とコードを書く実装力の両立で、中規模企業の独自業務 AI 化という空白地帯を狙う。
コアとなる思想は「難しい問題を解く人の余計な作業を減らす」——個人エンパワーメントを全プロダクト・サービス・組織運営の底に置いている。
公式プロフィール: corporate.atsume.io
経歴
香川県で育ち、高松工業高等専門学校を卒業後、豪州クイーンズランド大学に進学して Enterprise Information Systems を専攻。同大学院(クイーンズランド工科大学院)では Integrated Marketing Communication(IMC)を修め、圧倒的な成績で修了した。キャリアの軸を早くから「エンジニアと働く」に定めていた点が、以降のキャリア選択を貫いている。
卒業後はまずパースのオンラインマーケティング企業に入り、社長直下で SEO 事業の立ち上げを担当。その後ブリスベンで約 3 年半にわたり、日系企業の豪州進出支援を軸にした会社を自ら起業した。エンジニアの価値を最大化する組織を目指したが、組織拡大には至らず、帰国という次の決断に踏み切る。
帰国後はハイクラス層向けの人材紹介会社で求職者・企業の両面サポートを経験したのち、技術ベンチャー専門のコンサルティング会社で HR 支援に携わり、さらに技術系ベンチャー企業で採用・就業規則・労務管理を一通り見る人事責任者を務めた。2018 年以降は Repro 株式会社(モバイル CRM)で人事責任者として 200 名規模の採用・組織開発を統括。この時期に「経営陣のすぐ横で、事業と人の両方を見る」感覚が固まった。
2022 年 11 月 22 日、香川県高松市サンポートにある高松シンボルタワー内に、株式会社アツメを創業。人事参謀(HR Chief of Staff)、採用職人(Recruiting Operations)、AI & Data Ops の 3 つを軸にサービスを提供している。そして 2026 年 5 月中旬、技術実装に特化した新会社「株式会社アツメ開発」を東京・丸の内に新設する予定で、2 法人体制でグループ全体を運営していく。
現在進行中の仕事
アツメ本体では、以下 3 社の月次顧問を継続して担当している。
| 顧客 | 月額 | 関与内容 |
|---|---|---|
| ZI(Zen Intelligence) | 200 万 | 経営顧問、建設業戦略、ファウンダー 1on1、投資家紹介、AI 活用 |
| 東京ガス | 60 万 | 大企業 DX / 社内合意形成 |
| Rutilea(SDN コーポレーション) | 50 万 | 安定顧問、採用支援、製造業 AI |
3 社合計で月 310 万円・年 3,720 万円。これは新会社立ち上げ後も据え置き運用で、アツメ開発が初年度ゼロでも本体で運転資金が回る設計になっている。
加えて 2026 年 5 月には、アツメ開発の 1 号案件として evoltz 後続の AI 受託(制振ダンパー配置最適化、総額 1,000 万円)が Craft ブランドで契約開始予定。プロダクト群としては eleven.tokyo(サッカースクール向け SaaS、自ら開発、2026-12-31 に二択判断)、Menju(HR 領域 AI ボット、構想段階)、firstlook(保守継続)などがある。
財務面では、既存法人で 4 本計 2,690 万円の借入に対して返済遅延ゼロ(過去 3 年)、香川銀行でプロパー 1,000 万の実績がある。この信用をベースに、アツメ開発の創業融資として公庫 800 万円ときらぼし 800 万円の計 1,500 万円を調達予定。
アツメ開発を立ち上げる理由
顧問先(ZI / 東ガス / Rutilea)で経営課題を継続的に見続けるうちに、「経営課題の多くは独自業務の AI / 技術化で解ける」という確信が強まった。しかし既存の SaaS ではラストワンマイルが埋まらず、大手 SI は高くて遅い。自ら手を動かしてコードを書ける顧問として、中規模企業(10〜50 名)向けの AI / 技術実装の器がぽっかり空いていると判断した。
2026 年 5 月登記にはタイミングの合理性もある。インボイス 2 割特例を第 1 期から 3 年間フルで活用できる最終期(登録期限 2026-09-30 から逆算)であり、既存アツメ(9 月決算)と新設アツメ開発(3 月決算)で期ずれを作ることで、グループ損益の平準化が可能。既存法人の融資実績(遅延ゼロ)が創業融資の審査を後押しする。
アツメ開発の事業は 3 段階ファネル構造で展開する。入口は定期アドバイザリー「Second」(月 50 万、経営伴走)、中央は 1 週間スプリントの半パッケージ受託「1week(1w6m)」(400 万/週)、深層は現場に入り込む FDE 型カスタム受託「Craft」(月 200 万〜)。既存顧問 3 社は本体側に据え置き、新会社は技術実装の独立系として展開する。
強み
月次顧問で経営を継続的に見ている × コードを書いて実装できる、この両立は希少な組み合わせだと考えている。中規模企業向けの半パッケージ受託(1week)は、SaaS と大手 SI の狭間で実質的に空白地帯であり、SI の見積 2,000 万円〜に対して 760 万円の初期投資で 6 ヶ月育成まで完結する構造は稟議が通りやすい。
実行面では「決める・動く・キレない・考えない」を行動原則とし、WIP=3 ルールで同時進行タスクを 3 件以内に制御する。eleven.tokyo や BANTO を自分で開発・運用してきた 3 年の経験、Tadoo / Linear / AI 副操縦士(Claude)を使い倒す運用体制が、多面同時進行を可能にしている。
外部補強として、**濱田 優貴氏(元メルカリ CPO)**が技術顧問として月額 10 万円〜で継続支援に入り、技術・プロダクト領域の壁打ち役を担う。融資方針はカメチャン氏に相談しながら進めている。根底に「難しい問題を解く人の余計な作業を減らす」という個人エンパワーメント思想があり、この思想が顧問先・プロダクト・組織運営の全てに通底している。
公開リンク・関連ドキュメント
- 公式: corporate.atsume.io — 株式会社アツメ コーポレートサイト
- アツメ開発: atsume.dev(プレローンチ)
- サービス: second.atsume.dev、1week.dev、1w6m.dev、thecraft.work
- ビジョン: 「挑戦者の仲間を集める」(株式会社アツメ)× 「技術と人で、前に進める」(ATSUME Dev)
関連ドキュメント:
- アツメグループ 概要 — Doc 01(経営陣の位置付け)
- 株式会社アツメ — Doc 02
- 株式会社アツメ開発 — Doc 03
- 提供サービス詳細 — Doc 07
- 戦略 One Page — 原典