デジタル化・AI導入補助金 2026 検討メモ
1. 状況サマリ(結論先出し)
- AT 本体(株式会社アツメ)で 1 次募集(5/12)に「インボイス枠(インボイス対応類型)」で申請する方向で進める。freee 会計・freee 人事労務を対象 IT ツールとし、補助率 4/5(小規模事業者)で 補助額 40〜80 万円規模を狙う。
- DEV(アツメ開発)は 5/16 登記予定で 1 次募集に間に合わないため、2 次以降の募集回を待機。AI ツール導入を主軸に通常枠で組む。
- 必須条件は「公式登録の IT 導入支援事業者経由でのみ申請可能」。freee 自身が支援事業者として窓口を持っているため、freee の申請窓口に 4/26〜4/28 に打診するのが最短ルート。
2. 制度概要(公式情報・出典明示)
正式名称:「デジタル化・AI導入補助金2026(中小企業デジタル化・AI導入支援事業)」 (出典: it-shien.smrj.go.jp 公式、2026-04-25 取得)
運営:独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)/中小企業庁 1 次募集締切:2026 年 5 月 12 日(火)17:00(複数者連携枠は 6/15 締切) 1 次交付決定(予定):2026 年 6 月 18 日(木) 事業実施期間:交付決定〜2026 年 12 月 25 日(金)
| 枠 | 補助率 | 補助上限 | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| 通常枠(1〜3 プロセス) | 1/2 以内(低時給特例 2/3) | 5〜150 万円 | 業務プロセス改善のソフトウェア・クラウド利用料(最大 2 年) |
| 通常枠(4 プロセス以上) | 1/2 以内(低時給特例 2/3) | 150〜450 万円 | 同上 |
| インボイス枠(インボイス対応類型) | ソフト 50 万円以下: 中小 3/4・小規模 4/5/50 万円超: 2/3/PC・HW: 1/2 | ソフト 350 万円、PC/タブレット 10 万円、レジ 20 万円 | 会計・受発注・決済の 1 機能以上 |
| インボイス枠(電子取引類型) | 公式 PDF 参照 | 商流単位での受発注 | 受発注システムを取引先に展開 |
| セキュリティ対策推進枠 | 公式 PDF 参照 | サイバーリスク低減策 | サイバーセキュリティお助け隊サービス等 |
| 複数者連携枠 | 公式 PDF 参照(締切 6/15) | 地域 DX 連携 | 複数中小企業の連携導入 |
低時給特例(通常枠 2/3):令和 6 年 10 月〜令和 7 年 9 月の 3 ヶ月以上、地域別最低賃金未満の従業員が全体の 30% 以上の場合に適用。アツメは該当しないため標準 1/2。 小規模事業者の定義:サービス業は従業員 5 名以下。AT 本体(3 名)は 小規模事業者に該当。
3. アツメグループとの接点(法人別判断)
AT 本体(株式会社アツメ・香川・既存・9 月決算・3 名)
- 1 次募集(5/12)に間に合う。法人番号・gBizID・freee 既導入済みで、書類準備は最短化可能。
- 適合枠:インボイス枠(インボイス対応類型)が最有力。freee 会計が「会計+インボイス対応」要件を満たし、小規模事業者として補助率 4/5 が効く。
- 次点:通常枠(1〜3 プロセス)で AI ツール導入を組む案。ただし補助率 1/2 のため費用対効果はインボイス枠が上。
DEV(株式会社アツメ開発・東京・新設・5/16 登記予定・3 月決算)
- 1 次募集には間に合わない(申請には gBizID プライム+法人登記済みが前提)。
- 5/16 登記後すぐ gBizID 取得 → 2 次募集(日程未公表、例年 6 月下旬〜7 月想定)以降で AI 開発環境一式(Cursor / Claude Code 等)を通常枠 4 プロセス以上で組む案を準備。
- 設立初年度は売上実績ゼロのため、加点審査の観点で 3 次以降を狙う方が現実的な場合あり(支援事業者と要相談)。
4. 対象 IT ツールの当たり
| ツール | 補助対象判定 | 根拠 |
|---|---|---|
| freee 会計 | 対象(インボイス枠/通常枠) | freee 公式が IT 導入支援事業者として窓口提供。公式リスト掲載済み |
| freee 人事労務 | 対象(通常枠) | freee 公式に対象製品として明記 |
| Notion | 要確認(公式リストで個別検索) | 海外 SaaS。代理店経由で登録されている可能性あり |
| Linear | 対象外の可能性高 | 公式リスト未登録の見込み。要 it-shien.smrj.go.jp/search/ 検索 |
| Cursor | 対象外の可能性高 | 個人開発者向け SaaS、公式登録なしの見込み |
| Claude Code / Anthropic API | 現時点では対象外 | API 直接利用は補助対象外。代理店パッケージとして登録された AI ツール経由なら可能性あり |
| 自社開発 AI エージェント | 対象外 | 「外部 IT ツールの導入」が前提のため自社開発は対象外 |
→ AT で 1 次に動かすべき玉は freee 会計+freee 人事労務の 1 本に絞るのが現実的。
5. 支援事業者選定方針
公式リスト:ITツール・IT導入支援事業者検索(it-shien.smrj.go.jp/search/) 選び方:
- 第一候補:freee 株式会社(IT 導入支援事業者として自社窓口あり) — 既にアツメは freee 利用中で、ツール選定と支援事業者が一致するため最短。
- 第二候補:地元(香川)の登録事業者から 1 社、上記検索で「対応希望エリア=香川県」「ツール=freee」で絞り込む。地場の方がコミュニケーション速度が速いケースあり。
- NG:公式登録のないコンサル・診断士は採用しない(粟田方針)。
6. アクション 3 つ + スケジュール
A. 1 次募集に AT で申請する/しないの判定根拠
- Yes:3 名の小規模事業者で補助率 4/5、書類準備に十分間に合う(5/12 締切まで 17 日)、freee 既導入で支援事業者ルート即時確保可能。
- No 要因:申請工数(粟田 2〜3 日相当)に対し補助額が 40〜80 万円規模に留まる可能性。ただし支援事業者代行で工数最小化可能。
- 判定:Yes(申請する)。工数は支援事業者経由で抑え、freee の上位プラン乗り換え+人事労務追加でインボイス枠の上限近くを狙う。
B. 支援事業者打診方針
- 4/26〜4/28:freee 公式問合せフォームから「IT 導入補助金 2026 申請窓口について、新規導入分(人事労務 + 会計プラン変更)で 1 次募集に申請したい」と連絡。
- 並行:公式検索 で香川県対応の支援事業者を 1 社ピックアップしてバックアップ。
C. 5/12 までのスケジュール
| 日付 | アクション | 担当 |
|---|---|---|
| 4/26 (土) | freee 申請窓口へ問合せフォーム送信/公式検索で香川支援事業者バックアップ 1 社特定 | 粟田 |
| 4/28 (月) | freee 担当者と初回コール、必要書類リスト受領 | 粟田 |
| 4/29 (火・祝) | gBizID プライム取得状況確認(未取得なら即申請、発行に 1 週間程度) | 粟田 |
| 4/30〜5/2 | SECURITY ACTION 自己宣言(★一つ星)/みらデジ経営チェック完了 | 粟田 |
| 5/3〜5/7 (GW) | 事業計画書ドラフト作成(支援事業者テンプレ流用)、生産性向上目標の数値化 | 粟田 |
| 5/8〜5/9 | 支援事業者と最終レビュー、必要書類最終提出 | 粟田 + freee |
| 5/10〜5/11 | 申請マイページから入力・添付・送信 | 粟田 |
| 5/12 17:00 | 1 次募集 締切 | — |
7. 判定(Yes/No)
| 問い | 判定 |
|---|---|
| 1 次募集(5/12)に AT で申請するか | Yes — インボイス枠(インボイス対応類型)、freee 経由 |
| DEV で 1 次募集に申請するか | No — 5/16 登記のため物理的に不可 |
| DEV で 2 次以降を狙うか | Yes(保留) — 通常枠 4 プロセス以上を視野、登記後に再判定 |
| 公式登録のないコンサルに頼むか | No — 粟田方針通り |